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懲戒処分を受けた場合の奨学金の取り扱いについて
明治大学学則で定められたけん責,停学,退学の懲戒処分を受けた場合,学内外の奨学金について,給付済奨学金の全額返還 を含む厳しい処分が行われます。奨学金を利用するにあたり,懲罰処分となるようないかなる行為も行わないように,十分に注 意してください。
明治大学学則 (抜粋)
第16章 賞罰第66条 学生が,本大学の校規に違背し,若しくは本学園の秩序を乱し,又は学生の本分に反する行為があったとき は,その情状によって懲戒を行う。
2 懲戒は,けん責,停学及び退学の3種とする。
第67条 次の各号のいずれかに該当する者は,退学させる。 (1) 性行不良で改善の見込みがないと認められる者
(2) 本学園の秩序を乱し,その他学生としての本分に反した者 (3) 正当の理由なくして,学業を怠る者
第68条 賞罰は,当該学部の教授会の議を経て学長が行う。
なお,以下のような行為を行った場合にも,懲戒処分の対象となることがあります。 ・ 定期試験におけるカンニング等の不正行為
・ 定期試験に代えて実施されるレポート ・ 論文の剽窃 (盗用) 行為
日本学生支援機構奨学生が懲戒処分を受けた場合
日本学生支援機構奨学生として採用された者が退学 ・ 除籍 ・ 停学その他規律を著しく乱したり,学校処分 (学則処分 ・ 性行不良等)を受けた場合,処分内容が日本学生支援機構へ報告され,奨学金の貸与が直ちに 「停止」 または 「廃止」 にな ります。
学内奨学金および民間 ・ 地方公共団体の奨学生が懲戒処
分を受けた場合
各種奨学金に奨学生として採用された者が,退学 ・ 除籍 ・ 停学その他規律を著しく乱したり,学校処分 (学則処分 ・ 性 行不良等)を受けた場合,直ちに当該年度の給付金を全額返還していただきます。
学校処分を受ける事由には,定期試験での 「カンニング」 行為や 「レポート文書の盗用」 行為などがあります。 くれぐれも,奨学生としての自覚を持って,学生生活を送るようにしてください。
【給付金返還事例】
1.明治大学給費奨学生が定期試験において,カンニング等不正行為を行い,停学処分となった場合 ⇒指定された日時までに,給付を受けた奨学金を,全額一括返還する。
2.明治大学特別給費奨学生が定期試験において,レポートの盗用行為を行い,停学処分を受けた場合 ⇒指定された日時までに,給付を受けた奨学金を全額一括返還する。
また,次年度以降の特別給費奨学生の継続資格を取り消す。
2018 度版 春の奨学金案内 ASSIST 学部生用
発行月:2018 年 1 月
発 行:明治大学 学生支援事務室 奨学金係 〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台 1-1 TEL:03-3296-4208